第13回10月26日(月)

大分臨海ロータリークラブ

会長の時間

皆さん、こんにちは。
今週の会長の時間は、
**「一筋の希望」**です。
実は昨日、福岡三越の九州最大のアニメイトに行ってきました。店内を見ていると、本当
にたくさんのアニメ作品やキャラクターが並んでいて、改めてアニメの人気ってすごいな
と思いました。その中で、やっぱり目に入ったのが『鬼滅の刃』でした。
そこで『鬼滅の刃』を見ながら、あの物語は「強さ」よりも、絶望の中から希望を見つけ
る話なんだなと改めて感じました。
私たちも仕事や人生で「もう無理かもしれない」と思うことがあります。
でも、誰かの一言や小さな変化が、「まだいけるかもしれない」という希望になることが
あります。
生きていると、どうしても
「もう無理かもしれない」
と思う瞬間があります。
仕事でもそうです。
一生懸命やっても結果が出ない。
思ったようにいかない。
頑張ってきたことが、全部無駄だったように感じる。
そんなときに周りから「頑張れ」と言われても、正直、頑張れないこともあると思います
。
私もこれまで仕事をしてきて、
「これはもうどうにもならんかな」
と思ったことがあります。
目の前が真っ暗になると、先のことなんてなかなか考えられません。
でも不思議なもので、そんなときでも、
誰かの一言だったり、
誰かが手を差し伸べてくれたり、
ほんの少しだけ状況が動いたり。
その小さな何かで、
「もしかしたら、まだいけるかもしれない」
と思えることがあります。
私は、それが希望なんだと思います。
希望というと、明るくて大きなものを想像します。
でも、本当に苦しいときの希望というのは、そんなに大きなものではないのかもしれませ
ん。
真っ暗な中に見える、ほんの小さな光。
それだけで、人はもう一歩進めることがあります。
最近、『鬼滅の刃』を見ていて、そんなことを考えました。
あの物語では、何度も絶望的な場面があります。
どう考えても勝てない。
もう立てない。
大切なものを失う。
それでも、そこで終わりません。
自分一人の力ではなく、仲間の存在だったり、誰かの言葉だったり、受け継いできた思い
だったり。
そういうものが、もう一度立ち上がる力になります。

私はそこを見ていて、
人は強いから立ち上がれるのではなく、
一人ではないと思えるから立ち上がれることもある。
そんなふうに感じました。
これは、ロータリーにも少し通じるところがあると思います。
私たちは、誰かの抱えている問題を全部解決することはできません。
でも、
困っている人に声をかける。
話を聞く。
必要な人につなぐ。
少しだけ力を貸す。
それならできるかもしれません。
こちらにとっては小さな行動でも、その人にとっては、
「まだ大丈夫かもしれない」
と思えるきっかけになることがあります。
奉仕というのは、大きなことをすることだけではなく、
誰かがもう一歩進むためのきっかけをつくること
でもあるのではないでしょうか。
先日の10月24日は世界ポリオデーでした。
今年は熊本地震の関係で予定されていた募金活動は中止となりましたが、ポリオ根絶への
思いまでなくなったわけではありません。
何十年も、多くの人が少しずつ力をつないできたからこそ、ここまで進んできました。
これも、一人ではできなかったことだと思います。
絶望している人に、いきなり大きな光を見せることはできなくても、
小さな光を一つ届けることはできるかもしれません。
誰かが
「もう無理かもしれない」
と思ったときに、
「もう少しだけ、やってみよう」
と思えるような一筋の希望を届ける。
私は、それもロータリーらしい奉仕ではないかと思います。
そして自分自身が苦しいときも、一人で全部抱え込むのではなく、周りを見れば、案外そ
こに小さな光があるのかもしれません。
その光を見逃さず、次の一歩につなげていきたいと思います。
以上、今週の会長の時間でした

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