第5回8月17日(月)

大分臨海ロータリークラブ

会長の時間

今週の会長の時間は、
「お盆とロータリーの継承。先輩から未来へ」です。
お盆も終わりましたが、皆さんはどのように過ごされたでしょうか。
お墓参りをされた方、ご家族や親戚と久しぶりに会われた方、仕事だったという方もいらっしゃると思います。
お盆というのは、ご先祖さまを思い、家族やふるさと、そしてこれまで自分を支えてくれた人たちのことを改めて考える時間でもあります。
私もこの時期になると、
「今の自分は、いろいろな人の積み重ねの上にいるんだな」
と感じることがあります。
そして今年のお盆の時期、テレビでは高校野球が連日行われています。
高校野球を見ていると、グラウンドでプレーしている選手はもちろんですが、その後ろにはベンチの仲間、監督、家族、学校、応援団など、本当にたくさんの人がいます。
試合に出られなかった3年生もいるでしょう。
それでも仲間のために声を出し、支えている。
一人のホームランだけで勝つのではなく、送りバントがあり、守備があり、声掛けがあり、みんなで次の人へつないでいく。
そこに高校野球の魅力があるのだと思います。
一方、このお盆の時期には、千葉県で記録的な大雨があり、大きな被害も出ました。
自然災害というのは、いつ、どこで起きるか分かりません。
そういう時に必要になるのも、やはり人と人とのつながりです。
家族が家族を心配する。
近所の人が声を掛ける。
消防、警察、自衛隊、自治体、ボランティアなど、いろいろな人が誰かを支える。
普段は見えない「つながり」が、いざという時に大きな力になる。
最近の高校野球や災害のニュースを見ながら、改めてそう感じました。
そしてこれは、ロータリーにも通じるものがあると思います。
大分臨海ロータリークラブは、1972年5月15日に創立され、今年で54年になります。
今、私たちがこうして例会を開き、奉仕活動を行い、地域とつながることができているのは、今いる私たちだけの力ではありません。
歴代の会長、幹事、役員、委員長。
そして役職に関係なく、例会に参加し、仲間に声を掛け、奉仕活動に参加してこられた多くの先輩方。
その一人ひとりが、次の人へバトンをつないできた結果が、今の大分臨海です。
そして今日は、そんな54年の歴史の中に、新しい仲間2名をお迎えする歓迎例会でもあります。
改めまして、ご入会ありがとうございます。
私は、お二人に「今までの臨海に合わせてください」とだけ言うつもりはありません。
むしろ、
「臨海って、ここをこうしたらもっと面白いんじゃないですか?」
そんな新しい意見も、ぜひ聞かせていただきたいと思っています。
継承というのは、昔のやり方をそのまま残すことではありません。
変えてはいけないものを守り、変えるべきものは時代に合わせて変えていく。
奉仕の心。
人と人との信頼。
地域のために行動する姿勢。
こうしたものは大切に受け継ぎながら、情報発信や例会のあり方、新しい会員の迎え方などは、今の時代に合わせて変えていっていいと思います。
今年度のスローガンは、
「つながりを力に、行動する臨海」
です。
この「つながり」は、今いる会員同士だけではありません。
先輩から私たちへ。
私たちから新しい仲間へ。
そして、その次の世代へ。
そういう時間を超えたつながりも含まれていると思っています。
今日から新しく加わったお二人も、もう大分臨海の54年の歴史の続きをつくる仲間です。
10年後、20年後には、私たちも今以上に「先輩」と呼ばれているでしょう。
その時に、
「あの頃の臨海は楽しかった」
「入ってよかった」
「先輩たちがいいクラブを残してくれた」
そう言ってもらえるクラブを、皆さんと一緒につくっていきたいと思います。
今日の新しい出会いも、その新しいつながりの一歩です。
以上、今週の会長の時間でした。

目次