会長の時間
今週の会長の時間は、上手な断り方についてです。
皆様は、友人や得意先などの誘いに「断ると嫌われるかもしれない」など、相手を不快にさせる
ことを恐れて断り切れなかった経験はありませんか?確かに、断らなければ相手の顔色を
曇らせる心配はなく、自分も傷つかずにすむかもしれません。しかし、相手の要求をなんでも
引き受けると、自分の労力や時間を無償で提供し続けることになり、心がすり減ってしまいます。
自分に嘘をつかず、それでいて自然な対人関係を築くためには、相手からの印象を悪くせず、
自分も罪悪感を感じないような「じょうずな断り方」を身につけることが大切です。
カギとなるのは、「アサーション」と呼ばれるコミュニケーション方法です。アサーションとは、
相手の主張を否定するのではなく、お互いの価値観を尊重しつつ自分の意見を伝える技術です。
アサーションを使えば、相手に嫌われず、角を立てずに断ることが可能になります。
ポイントは、「断る!」などと強く言い放って断るのではなく、何気ないやりとりの中に断り言葉を
そっと織り交ぜることです。自分の考えをきちんと伝えることは、相手との誤解やトラブルを防ぐ
ことになります。また、相手にきちんと断れる人だと気づいてもらうことは、自分を守り、無用な
頼まれごとをされずらくなるためにも有効です。
このアサーションをもとにした「じょうずな断り方」には、3つのルールがあります。
①肯定;相手の頼みをいったん受ける(引き受けるのではなく、最初から否定しない)
②現状・事実;自分の事情を話す(事実を伝える)
③譲歩;譲歩した提案をする+クッション言葉(せっかくですが・残念ですが・あいにくですがetc)
一つ例をあげると、相手から「〇月△日の飲み会に参加しませんか?」と誘われた場合
①「飲み会、いいですね(肯定)」
②「でも残念ながら、その日は都合が合いません(現状・事実)」
③「次回また誘ってください!(譲歩)」
このように、相手が善意で誘ってくれているときは、「決して嫌ではないのですが」という気持ちを
言葉にすることが大切です。相手を不快な気持ちにさせない言葉選びを意識すると、良い関係を
維持できると思います。
特にこれから年末・年始にかけて、皆様いろんな誘いがあるかと思います。このアサーションを
うまく活用して、体調崩さないように、またストレスをためないように心がけてみてはいかがで
しょうか。
以上、今週の会長の時間でした。




