2024.06.10
6月6日の午後、ホルトホール大分で開催されました大分県水難救済会総会に大分臨海ロータリークラブが招待され、民間で海難救助活動や海の安全学習、海難救助訓練、資機材の確保などの活動を支援する「青い羽根募金」に2006~7年度から今日まで協力を続けている功績により『感謝状』が授与されました。当日は、大分臨海RCを代表して、和田正敏パスト会長が感謝状を受け取りました。
海洋国家日本の将来を担う子どもたちが海を知り、海に親しみ、海を安全に楽しむことは極めて有意義なことです。しかし、令和4年度までの過去5年間における遊泳中の事故者数は1286人に上り、、そのうち10歳代までの子どもは35パーセントを占めています。このため、海浜での水難事故を未然に防止するとともに、万一事故または他人が遭難した際に適切に対処することにより命を守ることが出来るようにすることが不可欠です。そのために必要な基本的な知識・技能を身につけさせたいという切実な声に、水難救済会では、「若者の水難救済ボランティア教室」(『海の安全教室』)を開催、海上保安官や消防職員などが、直接児童・生徒の指導にあたっています。
主として、海での事故防止や溺れている人の簡易な救助法をはじめ、応急手当法や心肺蘇生法の基本的な救急救命法に関する知識・技能の実地指導に重点を置いた「海の安全教室」を開催する水難救済会を、青少年の健全育成を奉仕活動の柱にする我が大分臨海ロータリークラブは、これからも支援して参ります。
海に対する感謝と畏敬の念の普及浸透を図る「ボランティア海難救助」活動に貢献する大分県水難救済会の活動を運営資金となる「青い羽根募金」でこれからも協力していきたいものです。ロータリーアンの皆様、青い羽根募金へのご協力、よろしくお願いします。