家で外を見ていたらすでに田植えが始まっていました。6月というのを実感します。一方大手の会社の夏の賞与が5年ぶりに下がるという報道がありましたが、景気が良いのか悪いのかさっぱり実感がありません。
「ロータリーの友」6月号の会長メッセージとP34の「一年を振り返る」で、ジャーム会長の一年を振り返っています。会長メッセージの内容は奇しくもロータリーの5大奉仕の本質の話だと思いました。
冒頭に、「父親は製紙工場での夜勤を終え、朝8時に帰宅する父を見ては、私たちのために働いてくれているのだと理解していました。父が一生懸命働いていたのは私たちに対する愛情表現というだけでなく、それぞれの世代が、次の世代の面倒を見、自分たちの時代より良くなって欲しいという普遍的な願望を見て取ることができます。」と述べています。この言葉に日本もアメリカも昭和時代は父親が輝いていたのだなーと思うと同時に、子どもにとって親の働き方こそ職業奉仕・青少年奉仕の原点になるのではないかと思いました。
次にウガンダでの血液バンクの設置、グアテマラの農村にX線検査機を贈呈、レバノンでの難民の支援等全世界を飛び回って国際奉仕を実践しています。
そして「ロータリアンは自らが大切にしている地域社会のために懸命に働き、そこに暮らすひとびとの生活が良くなるように支援しています。」これは社会奉仕・職業奉仕となるのでしょう。
最後に「何か力になりたいという願望、人々の為に活動したいという思い」、あるいは「私はここにいるよ。できることなら何でもするよ」というのがロータリーの本質だと述べ、「行動する時はいつでも一人ではありません。」と言っています。これはクラブ奉仕ということにつながると思います。そしてジャーム会長年度のスローガンである「人類に奉仕するロータリー」で結んでいます。
なおP38に南会員の娘さんの南理央さんが参加された第1回日本RYLAセミナーレポートが掲載されています。理央さんが発表されたテーマも紹介されています。ぜひ読んでみて下さい。