大分臨海ロータリークラブが5月15日に満45年を迎えました。創立にご尽力いただいたスポンサークラブ、チャーターメンバーの皆様に感謝いたします。またチャーターメンバーでいらっしゃいます淵野先生が卒寿、矢野社長および橋本会長が米寿を迎えられます。本当におめでたいことです。
創立~1972年度及び1972年~1973年度の会長は挾間正年さん、幹事は橋本一郎さんです。その時の会長方針は「親睦を深め、例会で会うことの楽しさロータリーの情報を理解しロータリーは何であるかを知る。良き友を迎え、良きクラブを育てる。」でした。私なりに解釈すると、まずはロータリーを理解しようということだと思います。当時の例会でロータリーのことについて勉強し激論を重ねたことが想像されます。次に、例会で会うことの楽しさを感じ親睦を深める、そして親睦が深まれば例会で会うことが楽しくなるということを目指していたのも分かります。現在も臨海が一番大切にしているといってもいい親睦第一は創立時に起源があります。当時は4つの奉仕活動だったと思いますが、それらの奉仕活動のおおもとになっているのは親睦であると看破しているのだと思います。3番目に、良き友を迎えるというのは会員増大の事だと思います。チャーターメンバーは28名ですが、会員を増やしてさらにクラブを活性化させようということではないでしょうか。
創立当時の地区は南九州4県の集まりである第373地区に所属していました。1972年度のガバナー方針は「個人的奉仕活動」、1973年度は「クラブに新風を」です。当時のガバナー方針と比べて臨海の会長方針は若々しさが際立っています。
さて創立から45年が経って創立時の会長方針に沿ったクラブになっているでしょうか。紆余曲折はあったのでしょうが、私は概ねそのようになっていると思うのですが如何でしょうか。今年度RI定款が改正され、クラブの自主性にまかせるという事で、例会は月2回以上としても良い等、4項目について大幅な改定がありました。情報集会や例会時に意見集約しましたが、臨海は現行のままで良いのではないかということになりましたが、その選択の方が創立時の精神に則っていると思うのですが如何でしょうか。