今週の例会

第33回 6月19日(月)

会長の時間

少子化対策

国会でも少子化対策の問題が取り上げられています。2022年の出生数は7年連続の減少で約77万人、出生率は1.26人です。出生数80万人割れは想定より8年早いようです。私の出身地の宇佐も当時二つあった公立高校が一つに併合され、少子化は待ったなしの課題です。ただ、対策は一朝一夕に結果が出るものではなく、長期的な視点と継続的な努力が必要です。また、少子化問題は経済的、社会的、文化的な要素が絡み合って起こっているため、多面的なアプローチが必要であり、以下のような取り組みが考えられます。

  • 労働環境の改善とワークライフバランスの推進・改善をする。
  • 経済的支援の強化を図り子育てのコストの経済的負担を軽減する。
  • 保育・教育環境を充実し待機児童問題の解消をする。
  • 女性と男性の役割の均等化を推進し、男性も家庭生活・育児を共有する。

移民政策を見直し、移民労働者の受け入れを拡大し、労働力不測の問題を緩和し、人口を増やす。一番即効性のある対策ですが、異文化の理解や治安の悪化等の懸念もあります。
以上のような多面的な対策を通じて、日本の少子化問題に対応していかないと、人手不足の解消は難しいと思います。

例会の様子

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