今週の例会

第28回 3月18日(月)

会長の時間

 皆さんこんにちは、本日は夫人同伴家族例会ということで、お越しいただきましたご家族の皆さんありがとうございます。今日は、別の会があり、そちらへ出席をして欠席をされる会員、遅れる会員の方がいらっしゃいますので、会員もご家族の出席も少なくなってしまいましたが、存分に好意と友情を深めていただきたいと思います。

 そして先週の12日火曜日に今期開催を予定しているロータリーデーについての会議があり、私と菊池幹事、和田公共イメージ副委員長の3名で出席をしてまいりました。事前にどのような形で開催をするかといったアンケートに対して大分1985ロータリークラブから「防災に関するイベント開催と大分市消防局への無人航空機(ドローン)の寄贈について」といった提案があり、それについて話し合われました。
提案内容としてはドローン1機ないしは2機程度を寄贈、これには1機当たり30万円ぐらいかかります。また、寄贈だけではなく大分市と連携をして、救急啓発活動、応急手当、防災グッズ、防災食の展示や人吉ロータリークラブが所有する「命のロータリーキッチンカー」を招聘し、展示、実演を行うといったものでした。素晴らしい提案だと思ったのですが、皆さんの意見は行政に対してドローンを寄贈することに抵抗があるようで、またドローン1機も高額であり却下され、過去3回行ったような内容でと話がまとまりかけたのですが、菊池幹事が食い下がり企画に対して賛成を唱え、和田パスト会長も私もそれに賛同しました。
過去3回実施した内容は各クラブそれぞれの活動をパネル展示して、ステージを作り様々なパフォーマンスを来場者に見てもらい、食材を提供したり、バザーを行ったり、といった内容で、これはこれで良かったと思うのですが、パネル展示はほとんどの来場者は興味を示さず、メディアにもあまり取り上げてもらえなかったように記憶しています。
ロータリーデーは広く一般の方々に活動を理解してもらいロータリーを広めることにあります。今回の提案は他の団体がしていないことで、ちょっと物珍しくメディアも取り上げやすい内容だと思い私たち3人は執拗に食い下がりました。
その結果、今回は各クラブのパネル展示はせず、防災に関するイベントとRA、IAを巻き込んだ募金活動を行い、ポリオ撲滅に取り組んでいることを前面に出したものにしようと、ほぼまとまりました。
ただ、この会議の中で1つ気になったことがあるのですが、ドローン購入するにあたり熊本大分地震で義援金を募ったお金が余っていて、そのお金で購入ができないかといった話が出ました。結局、行政に対する寄贈といったことに抵抗があり使わないとなったのですが、それ以前に震災復興支援でお預かりしている義援金であり、目的外使用になるのではと疑問を持ちました。すでに震災発生から3年がたった今でも使い道が決まらないお金があることに驚きました。
多くの方からお預かりをしている義援金の有効な使い道を早急に探り、なし崩しに使うことなく確実に熊本大分の震災に対して活用をしてもらいたいと思いました。
ロータリーデーについては今後、実行委員会が立ち上がり数回の会議が行われる予定です。公共イメージ、奉仕プロジェクト、ロータリー財団が中心になって行っていただきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

例会の様子

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