私は今の家が1軒目なのですが、1軒目の時、十二分に考えたはずなのに、1階のトイレの前が暗くなってしまいました。今の2軒目の家は、夫婦のクロークが少し狭かったと反省しています。1軒目は、希望は建築会社に伝えたものの、建築会社 と、一ヶ所一ヶ所デッサンをして、より具体的に夫婦の希望を設計士に伝わりやすくし、家に置く家具を先に全て決め、その大きさや写真も設計士に伝え、家の設計図面に全て書き込んでもらいました。家全体の外装やクロスなどの内装は、アンバランスにならないように、妻に主に考えてもらいました。そうすると、家具やクロス、照明にいたるまで、一人のセンスなので、出来上がりがとても整って美しくなったのです。外装も重厚感を持たせたいと言う妻に外壁を選んでもらって、足りない所を私が補填しました。
家や外構などの金額交渉も妻にしてもらいました。相手の方々の誠意を沢山頂き、予定通りとなりました。
後で聞いた話ですが、ヨーロッパの国々の家の建て方は、家具を決めて、家の内装を家具に合わせていくそうです。やはりそれの方が、部屋がバランスも良く、雰囲気が綺麗にまとまります。日本人の場合、今ある家具を使うので、部屋と家具がミスマッチして、部屋がなかなかまとまらないようです。
家の坪単価がどんどん上っているようです。材料費の高騰が原因のようですが、材料自体が、改良され、良くなっているのも事実です。職人が少なくなって人件費の上昇も一つの要因と思います。
最後に、家づくりが、箱ものづくりでなく、システムづくり、生活づくりと考えてみてはいかがでしょうか?少しでも参考になればうれしく思います。