先日、大分キャピタルOliOliロータリー衛星クラブ創立祝賀会にクラブを代表し参加してきました。
8月にキャピタルRCから衛星クラブ創立祝賀会の案内をいただくまで、衛星クラブという組織体があることを知りませんでした。
クラブ名はOliOli。
キャピタルのメンバーがハワイに移住し、キャピタルに在籍したままロータリー活動を続け、現地で仲間を増やしていく。
“キャピタルのハワイ出張所ができて、メンバーはハワイに行く機会が増えて羨ましいなぁ”くらいに思っていました。
結局、ハワイは関係なく、OliOli、ハワイ語で「楽しい」を意味する言葉で、ロータリー活動を楽しく行うという意味を込めて命名したそうです。
衛星クラブについての豆知識として簡単な説明をしたいと思います。
2013年に新ロータリークラブ結成に必要な会員数(正規のクラブは20人の創立会員が必要)がいない場合のオプションとして導入され、8人の会員で結成が可能ですが、地元のロータリークラブにスポンサーになってもらう必要があります。
活動は通常のロータリークラブと同様、例会を開き、理事会や細則を設けて活動ができますし、正規クラブの格下の形態ではなく、私たちと同じロータリアンではありますが、正式にはスポンサークラブ在籍の会員という扱いになります。
今回の場合で言いますと、OliOliの会員は、正式には大分キャピタルの会員ということです。
ロータリー活動は経済的な負担も大きく、新入会員獲得の大きなハードルの一つとなっています。
衛星クラブの場合、国際ロータリーの陣頭分担金額は正規クラブと同額ですが、クラブ会費は、クラブの裁量で低く設定できるため経済的にも入会しやすい環境を作ることができます。
本年度RI会長シェカール・メータさんは、「Each One Bring One」と会員拡大に力を入れています。
しかし、我が国は人口減少や経済規模の縮小の中にあり、今後も会員の拡大は容易ではないと考えます。
以前、会長の時間でもお話しさせていただきましたが、クラブがより多様性を持つためにも女性会員の獲得も必要です。
このような視点から考えても、衛星クラブの制度を上手に活用することも必要かもしれません。
現在、大分キャピタルの会員数は57名、衛星クラブ会員を入れますと68名となり、当日行われた例会や週報の内容を見ても、とても勢いを感じることができました。
また、OliOliクラブは20代の若者が2名と、主婦の女性(仕事はしているようです)など4名の入会予定されているようです。
私たち臨海ロータリーも伝統を重んじつつ、時代に即した変化が出来る組織でなければならないと思いました。