本日は、本年度2回目の例会ということで早速、大分ロータリークラブの橋本均ガバナー補佐においでいただいております。後ほどお話をいただきたいと思います。
先週は一連のオウム事件が一つの区切りを付けました。また降り続いた大雨により西日本の広範囲にわたり甚大な被害を受けました。まだ安否不明の方も大勢いらっしゃいます。被害にあわれた方のお見舞いを申し上げると共に亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。この災害をオウム信者がオウムの教えに利用しなければいいと思っています。
そんな中6日金曜日にIA担当の中野会員と日豊観光トラベルの吉田所長と一緒に姉妹都市である北浦項RCへ訪問する際、お連れする大分高校の生徒さんと親御さんに中野会員の提案で説明会をしてまいりました。いつも思うのですが中野会員が実に良くインターアクターたちとコミュニケーションが取れているなと感銘いたしました。親御さんたちは安心して私たちにお預けいただけるのではないでしょうか。
そして本日は、外部卓話の講師として社会福祉法人 児童養護施設 小百合愛児園 小百合ホームより小山幸惠施設長をお招きしております。ようこそおいでくださいました。
今年の8月25日には小百合ホームの児童約50名と職員さん約10名と共に大型バス2台で「養護施設の児童とのふれあい体験会支援プロジェクト」として香々地青少年の家ビーチにおいて地引網をして獲れた魚でバーベキューをするといった企画を計画しています。多くの会員の皆さんにご参加いただき、ご協力をお願いいたします。
小百合ホームさんとは、平成27年の長縄年度では「児童と音楽に触れあう体験会」として大分、別府、由布市の養護施設の児童をお招きし体験音楽会をいたしました、この時も小百合ホームの児童の皆さんにもおいでをいただいています。
また平成24年の福本年度では「養護施設の児童とのふれあい体験会支援プロジェクト」として直川憩いの森公園キャンプ場にて、河川プールで遊んだり、バーベキューをしたり致しました。それ以前にもアフリカンサファリに一緒に行かれたとお聞きしています。
私が最初に小百合ホームさんにお伺いしたのは鶴崎商工青年部に所属をしていた頃に福本パスト会長と一緒だったと記憶をいたしています。おそらく15年から20年位前だったと思いますが、その頃から入所されているお子さん達の殆どがネグレクトや虐待を受け、心に深い傷を受けて保護をされ入所してきています。虐待を受けるような環境で生活をしていた子供達に職員さんは、叱ったり、教えたりする言葉1つとっても細心の注意を払っていらっしゃるようです。それだけに施設を卒業して社会に出て就職などをした時に上司などから怒られたりすることのギャップが大きく、社会に出てからの子供たちは大変苦労をするようです。また、最初のころに訪問してお聞きした中で「選挙権のない子供たちの児童施設は老人施設に比べて政治、行政の世界で冷遇をされている」と、おっしゃられていたのが印象に残っています。今ではいくらか改善していればよいと思いますがいかがでしょうか?
私たちロータリアンは企業の経営に携わっています。今日お話をお聞きし何かお役に立てることがあれば、数年に1度のふれあいだけではなく、積極的に関わりを持っていければと思います。
最後に来週の16日は祝日のため休会ですが、翌23日は髙山ガバナーをお迎えしてのガバナー公式訪問例会です。出席担当の大鳥会員を中心に声を掛け合い出来るだけ多くの出席をお願いいたします。