会長の時間
ロータリーの目的と職業奉仕についての話です。
ロータリーの目的は国際ロータリークラブ定款の第4条に示されています。
組織運営においては組織の目的が必要不可欠です。企業経営においても経営理念や企業理念が明確化され浸透していれば、ベクトルがぶれないので長く続く企業になる大きな要因です。
定款第4条 ロータリーの目的
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。
- 第 1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
- 第 2 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
- 第 3 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。
- 第 4 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。
「意義ある事業の基礎として」とあります。つまりロータリアンの職業は意義ある事業に従事している人ということです。ですから、ロータリアンが自分の職業をしっかり行えば、必ず意義ある事業として、社会に貢献し奉仕することになるとしています。
奉仕の対象はロータリアン自身ですが、従業員を含む事業に関する人たち、同業者も含め地域の人たちに、ロータリーの目的を説明し実践することが必要です。
次に奉仕の理念とは何か?して欲しい事と、してあげたい事がうまくマッチすれば、素晴しい奉仕になってきます。相手が望む奉仕をすることを考えて活動することが大切です。奉仕の理念とは、他人のことを思いやり、他人のために尽くすことと思います。
例会の様子


