4月11日 会長の時間
アメリカの大リーグが、開幕しました。
日本でも野球離れが進んでいますが、本場アメリカも同じような状況です。
子供の頃、プロ野球開催時期には当たり前のようにジャイアンツの試合がテレビ放映されていました。
そんな環境ですから大抵の子供はジャイアンツファンです。
しかし、江川事件の頃からジャイアンツにダーティな印象を持ち始め、当時万年最下位の大洋ホエールズファンに転身しました。
ユニフォームのカラーリングが好きで、弱いチームが優勝すると喜びも大きいはずという期待もありました。
そんな現横浜も1998年日本一になりました。
最近はうろ野球の結果にも興味はありませんが、大谷選手と横浜出身の筒香選手の成績は気になります。
大谷選手の活躍は誰もが知るところではありますが、筒香選手も真摯に野球に向かい合っています。
大リーグも3年目を迎えることが出来ましたが、レイズ・ドジャースでの成績は最悪でした。
夢半ばで日本に帰ってくると思いきや、昨シーズン後半最後に拾ってくれたパイレーツで本来の力が開花しました。
今シーズンも球団から3年の契約提示をもらいながらも敢えて単年契約を選び、退路を断って野球に向き合う筒香に惚れ直しました。
また、彼は以前から、少年野球や高校野球に対して選手の身体を守ることが大切だと提言するなど、彼の野球愛を強く感じることが出来ます。
筒香選手・大谷選手の野球に向き合う姿を私自身見習う必要があります。
彼らは野球選手という仕事で、大金を稼ぐことを最優先していません。
何よりも野球が好きで、より上手くなりたいという向上心を持ち、ファンに夢と感動を与え、ひとりでも多くの人に野球を好きになって欲しいという気持ちだと思います。
最近の私は、生活が安定して楽しく毎日を過ごしたいと思ってばかりいます。
大変なことは環境のせいにして、努力を怠っていることにも気づいています。
ジャパンハートの吉岡先生や大谷・筒香選手のように仕事を通じて、夢や喜びを与える。
これこそ私たちロータリアンが目指す職業奉仕ではないでしょうか。