「ロータリーが○○をつなぐ」
ロータリアン・ローターアクターをつなぐ、クラブとクラブをつなぐ、地区とクラブをつなぐ、地区と地区をつなぐ、ロータリーと地域における他団体や行政をつなぐ、地域に暮らす人達をつなぐ、同じ趣味の人をつなぐ、などなど。
今まで取り組んだ「○○」を深化させる、新しい「○○」とのつながりを作る。
つなぐ・つながることで、その先に見えてくる“もの”があるのではないでしょうか。
最終的には、ロータリーの現在における最重点課題の「会員増強」につなぐのです。
地区チームとして、「つなぐ」ことを目的に、地区職業分類名簿の作成と地区内親睦グループ情報の集約に取り組みます。
職業分類名簿は、名簿により各クラブの空白の職業分類が把握でき、会員候補者を紹介したり、紹介を依頼したり、つなぐことができます。
親睦グループ情報も、相互交流の中で会員候補者の紹介につなぐことができます。
以下、その上での2026年-27年の活動方針です。
1 会員増強・退会防止
ババロラ会長は、
「一部のクラブは、世界をオープンに受け入れるどころか、今も閉ざされています。これでは入会する見込みのある人を入会前に失ってしまいます。」
また、
「例会やプロジェクトでの態度ひとつで、誰かのロータリー物語が始まるか終わるかが決まる。」
と、数字以上に大切なのは「受け入れる姿勢」だと強調されました。
RIアンケートによる退会者の退会理由の第1位は「経済的・時間の負担」(約30%)、第2位は「クラブの環境と文化に馴染めなかった」(約23%)です。
第1位の解消方法は、例会の形式、回数と出席の取り扱い、会員の種類による会費の金額の区別など、「クラブの柔軟性」を取り入れることです。
第2位の解消方法は、会員同士の温かい配慮と、会員が心地よさを感じるような「クラブの良質な居心地」「クラブへの帰属意識」が求められます。
いずれにせよ、会長はじめクラブリーダーの強い意志と、その重要性を理解した会員の協力が必要です。
国際ロータリーにおいては、大規模な組織改編が行われ、クラブ及び地区への支援体制が、より専門性と連携性を備えた形に再構築されました。
世界本部を含むすべてのオフィスでの組織改編で、これに伴い、日本事務局の「クラブ・地区支援室」は「会員増強・体験推進室」として、新たな体制で業務を行うことになりました。
会員増強、クラブでの体験の充実及び向上を主要な使命とし、クラブ・地区と協働し、パートナーとして力添えに努める旨の報告がありました。
これは、国際ロータリーの「会員増強」に対する強い意志の表れです。
国際ロータリー日本事務局から送付された「国際ロータリーの組織改編について」のメールを各クラブ宛に転送しております。
下線青文字の「会員増強」「クラブでの体験」をクリックしていただくと、「My ROTARY」のそれぞれが開きます。
その中のリソースを活用して、ババロラ会長が強調された「受け入れる姿勢」の参考にしていただきたいと思います。
2 地域社会に根差した取り組み
一つは、「地域に根差した防災への取組み」です。
当地区は、2016年に発生した熊本・大分地震から10年目の節目を迎えました。
その後も、2度にわたる水害被害、大規模火災と、多くの災害に直面してきました。
更に今後は、南海トラフ巨大地震の発生も予想されており、日本国内でも特に災害リスクの高い地域の一つです。
ロータリー独自の災害支援活動は行政にもしっかり伝わっており、行政からも災害時におけるロータリーへの期待も高まっています。
このような状況を踏まえて、「行政とつなぐ地域防災」について取り組んでいきたいと思います。
あと一つは、「身近な地域で暮らす外国の人たちとの交流」です。
地域で暮らす技能実習生との交流をひとつのモデルとして提案させていただきます。
クラブの身近な地域で働いて、学んで、暮らしている外国の大人たち・子供たち、そういう文化や生活習慣の違う人たちとのロータリーならではの交流をしていきましょう。
3 職業奉仕部門の取組み強化
5大奉仕部門の中で、職業奉仕部門以外は会員やクラブに具体的な行動を求めていますが、職業奉仕部門にはこのような具体的行動の記述がありません。
あらゆる職業に携わる中で奉仕の理念を実践していくという、他の奉仕部門の上位概念のようなものでしょうか。
そのような中で、外部講師を招き、職業奉仕の気付きにつながる講演会の開催を計画します。
また、最初に述べた通り、地区職業分類名簿の作成を活用して、各クラブの空白の職業分類を把握し、会員候補者を紹介したり、紹介を依頼したり、会員増強につなぐことができればと考えています。
4 世界ポリオデーの取組み
ロータリーにおける最優先事項は「ポリオ根絶」です。
今年の世界ポリオデーは10月24日土曜日です。
この世界ポリオデー当日に、大分と熊本で同日・同時刻に、地区ローターアクトを中心に、ロータリアン、インターアクター、米山奨学生・学友、青少年交換留学生、家族を含めたロータリーファミリー全体で、「ポリオ根絶」について、地域社会の理解と関心を高めるイベントを開催します。
ローターアクトの若さと機動力に期待しつつ、ロータリアンもこのイベントを共同事業ととらえ、共に成功に導いていきましょう。
結び
最後に、私たちがロータリアン・ローターアクターであるという事は、一つの生き方を選択したという事です。
ロータリーの「奉仕の理念」は遠くにあって仰ぎ見るものではなく、自分の個人生活・職業生活・社会生活の中に実現するものです。
「奉仕の理念」の実践が、社会の中で自分を生かす道であり、社会を良い方向に導く強い力を持っていることを信じましょう。
地区が、グループが、クラブが、そして自分自身が○○を、それぞれの何かを、つないでいきましょう。
Profile
延岡 研一
のべおか けんいち
所属クラブ
人吉ロータリークラブ
職業分類
電気工事業
生年月日
1960年(昭和35年)1月20日
現住所
熊本県人吉市下戸越町1620-3
最終学歴
防衛大学校
勤務先
人吉電気工事株式会社
ロータリー歴
2002年3月8日
人吉ロータリークラブ入会
2015-2016年度
クラブ会長
2022-2023年度
ガバナー補佐
2023-2024年度
国際ロータリー第2720地区 ガバナーノミニー・デジグネート
2024-2025年度
国際ロータリー第2720地区 ガバナーノミニー
2025-2026年度
国際ロータリー第2720地区 ガバナーエレクト
R財団メジャードナー
ポール・ハリス・フェロー レベル8
ポリオ・プラス・ソサエティ
その他
2013年11月~
保護司
2017年5月~
人吉電気工事業協同組合理事長
2017年6月~
公益社団法人 人吉地区法人会会長
