今日は「100万ドルの食事」です。なので、ミリオンダラーミール『100万ドルの食事』についてお話しします。
ロータリーには「100万ドル食事」と呼ばれるものがあります。
本日が「100万ドルの食事」になりますが、新しい会員の方はこれが100万ドル?
なんで?と不思議に思うかと思います。
このMillion Dollars Meal (百万ドルの食事) とはロータリー財団募金の一つで、1960年から61年にかけてロータリーの会員数が50万人に達した時期に、アメリカのマサチューセッツ州のロータリーアンであるチェスター・クラッフ氏の提案により始まりました。
彼が世界へ呼びかけたのが始まりで、日本では、神戸ロータリークラブが1964年(昭和39年)12月17日に始めたそうです。
これは豪華な食事を意味するのではなく例会の食事を月1回 粗食にして1人当たり2ドル節約し、50万人×2ドルで総額100 万ドルの資金をロータリー財団をはじめとする、その他の奉仕活動に充てたことから生まれた言葉です。
現在、世界で約120万人の会員がいるので本来なら「240万ドルの食事」になるんんですかね?
当クラブでも月に1回、例会の食事をいつもよりちょっと粗食にして、その節約分を奉仕活動資金として活用しております。
ちなみに100万ドルがいくらぐらいか考えたのですが、今のレートは1ドル=160円程度なので1億6000万になりますが1964年(昭和39年)100万ドルの食事が始まった当時のレートだと1ドル=360円だったので3億6000万になります。
単純に円だけで換算してはダメですが、消費者物価指数で考えると今の約4.5倍ないので2ドル×160円×4.5倍=1440円分の食事を減らした感覚ですかね?
戦後1ドル=360円から1987年(昭和62年)には1ドル=120円台になったという円高・ドル安は、日本の経済成長率が群を抜いた高さでした。
円安が続く今、言うまでも無いですが私たち経営者として日本経済の活性化にむけてがんばりましょう。
そして、経済活性化には若い力が必要です。
これからの日本を支える若者を育成するためにも青少年奉仕に取り組みましょう。