こんにちは。
11月に入り急激に寒くなりました。月日が経つのは早く今年も残り50日とわずかになりました。
11月はロータリー財団月間となっており、RI理事会と管理委員会は、毎年11月を「ロータリー財団月間」に指定することに同意しました。
この月間中、「クラブは少なくとも1回の例会プログラムを、財団に関する内容とすること」が求められています。
本日は2720地区 ロータリー財団部門の彌冨副部門長による出前セミナーとなっておりますので財団関係のことは少し難しいのですが少しでも理解できる様になっていただければと思います。
さて、本日の会長の時間は落語についてです。
昨日お付き合いで人生初の生の落語を見に行きました。
職業柄、落語で使用する「高座」や「めくり」を準備することはあっても実際に本番に付くことはありませんでしたので、とても新鮮でした。
一応説明しましと「高座」は落語などの噺家さんが座るところで、舞台上でも30センチ〜90センチほど高くして赤毛氈を被せ、紫色の座布団を用意します。
「めくり」は簡単に言うと式次第で、演目や演者を綴った物を1枚づつめくっていきます。
昨日見たのは大分市でアマチュアの方が落語を楽しみながら学んでいる「和楽亭一門」さんの発表会でしたので、プロの落語家とはちょっと違って、会場はある意味あたたかい雰囲気でしたし、噺家さんも看護士、介護士、警察官などの職業の方々で自身の職業をネタとした物でした。
トップバッターは「和楽亭 頭光(ずこう)」さん。
あたま、ひかる と書いて頭光なのでどういった風貌かは名前でわかると思います。
落語には江戸時代から明治期に作成されストーリーの決まっている「古典落語」と大正時代から現代までに作られている「新作落語」という分類もありますが、頭光さんは古典落語だったと思うのですが年齢的に覚えるのがしんどかったのでしょう、所々で「飛びました」と考え込む姿も面白く、微笑ましいものでした。
時間の都合で3名の話しか聞けませんでしたが、時事ネタ『オレオレ詐欺」や高齢問題をモチーフにした話で面白かったです。
落語では、落ちを「サゲ」というらしいのですが、そのサゲの種類も数種類あるようで、よく聞くのは「地口落ち」(じぐちおち)という いわゆるダジャレ落ち、そして「とたん落ち」という話の最後で全体が結びつくものかと思います。
ひとつの高座の流れは、口上、マクラ、噺、サゲで構成されています。
「マクラ」というのは、落語に入る前の掴みでやる世間話と思われているようですが、本来は、落語の種類にマクラは決まっており、そのマクラを振らないといけない、話さないといけないようです。
あまり趣味のない私ですが、これを機に落語に少しはまってみようかと思いましたし、色々な古典芸能を見に行ってみようと思いました。
偶然にも会員さんの中で創業160周年プレ事業として「雅楽」のコンサートをするようなので行ってみようかと思っています。
以上、会長の時間でした。