本日は、大分臨海ロータリークラブ通算2001回目の例会です。熊本での地区大会に参加いただいた皆さまから大会及びRI会長代理晩餐会、クラブの懇親会、地区指導者育成セミナー等の感想などを報告していただきます。
また、その翌日の月曜日夜に2000回記念例会・祝賀会が開催されました。3日間連続のイベントとなりましたが、年度末のお忙しい中にもかかわらず、ご参加いただき本当にありがとうございました。とても楽しい祝賀会となり、その後の懇親会も大いに盛り上がったと聞いています。これから3000回の例会を目指し、ひとつひとつの例会を大切にし、親睦を深め、また共に歩んでいきたいと思います。
桜も咲き始めて、新年度が始まりました。皆様のお手元にはロータリーの友4月号が配布されていますので、ラビンドランRI会長のメッセージ「やるべきことは自らの手の中に」を紹介したいと思います。会長がインドのコルカタでマザー・テレサにお会いした話です。「彼女は並外れた人格者で、彼女が通りを歩けば『十戒』の紅海のように、群衆は道を開けました。しかし、会話の中で自分の功績に触れられても、その話題に関心を示すことはほとんどありませんでした。事実、自らが達成した最大の功績は何かと聞かれて、「私はトイレ掃除のエキスパートです。」と答えています。この答えはユーモアがありながら、極めて重みがあります。彼女の仕事は他者を気遣うことです。トイレは清潔であるべきなので、掃除をしたのです。取るに足りない仕事です。しかし、助けを必要とする人に救いの手を差し伸べる彼女の活動に勝るものは、この世に存在しません。」ここから中略し結論に飛びますが、以下のように締めています。
「私たち(ロータリー)は、人がやらないような仕事でも、自らの手で誠心誠意、顔に汗して取り組むことができます。そうすることが、この世で最も意義ある活動だと知っているからです。」
このメッセージはロータリーの友2月号の「世界へのプレゼントになろう」第44回ロータリー研究会レポート(24p〜27p)でも語られています。ここでは、私たちが「他の人に何かすること」は、ロータリーが私たちに与えてくれた一つの機会であると訴えています。「そこで自分の能力をほかの人たちに使うこと、汗をかくこと、私たちの献身をほかの人に捧げられるようになり、ほかの人にとって何が大切なのかを考える機会を与えられているのです。それこそがロータリーが100年以上続いた根底にあるものです。」
ぜひ会長メッセージとロータリー研究会のレポートをもう一度ゆっくり読んでみてください。私たちが、今そしてこれからほかの人たちのために何をやっていくのかを考えること、「やるべきことは私たちの自らの手の中に」にあります。