あらためまして新年あけましておめでとうございます本年もよろしくお願いいたします。
さて今年は巳年(みどし・へびどし)ですが、巳は、十二支のなかでは6番目に数えられ、時刻でいえば午前9時から11時までの2時間、方角でいえば南南東にあたります。また、今年の干支は「乙巳(きのと・み)」になります。
干支は、甲乙で始まる十干(じっかん)と十二支の組み合わせで全部で60通りですが、その42番目になります。
そして乙は、十干(じっかん)の2番目で、植物の成長にたとえると、「種子の殻を突き破り、芽を出す状態」を意味します。
へびというと、しばしば嫌われ者扱いをされがちですが、一方で、脱皮を繰り返して成長することや、その生命力の強さから、「再生」「復活」「長寿」を象徴し、縁起がいい生き物とされることもあります。
と言うことで今年はどんな年になるか調べてみました。2025年の乙巳(きのとみ)の年は、多くの人にとって成長と結実の時期となる可能性が高く、「乙」は、困難な状況にあっても紆余曲折しながら、根気よく粘り強く進む忍耐力、「巳」は変化する環境に柔軟に対応する力を象徴しています。
この組み合わせは、これまでの努力や準備が実を結び始める時期を示唆している。
2025年は、「しなやかな発想と成長の年」となる様です。
ここで少し、過去の巳年に、日本でどの様な出来事があったのか振り返ってみたいと思います。
36年前の1989年は、昭和が終わって平成が始まった年です。
バブル経済の絶頂期で、年末に日経平均株価が史上最高値をつけました。
昨年2月、約34年ぶりに更新されたのは記憶に新しいところです。24年前の2001年は、中央省庁がそれまでの1府(総理府)と22省庁から1府(内閣府)と12省庁へと再編された年です。
また、「聖域なき構造改革」を掲げた小泉純一郎政権が誕生しました。12年前の2013年は、前年末に第2次安倍政権が発足し、「アベノミクス」が本格的に始動した年です。2020年東京オリンピック・パラリンピック大会の開催が決定したことも大きなニュースとなりました。
さて、今回2025年の巳年はどの様な年になるでしょうか?
「鬼が出るか蛇(じゃ)が出るか」、いったいどんな試練が、または喜びが私たちを待ち受けているのでしょうか。
まずは健康に留意しつつ、皆様にとって充実した1年になればと思います。
以上、会長の時間でした。