今週の例会

第10回 9月30日(月)

会長の時間

まずは先週末の地区補助金事業、昨日IMご参加の会員の皆さんお疲れ様でした。
ありがとうございました。
今回ご参加できなかった会員さんは次年度は参加お願いします。

さて今週の会長の時間です。
9/21・22日曜日、復興途中の能登半島を襲った豪雨。
先週、死者は6人、行方不明者は2人でしたが先日の段階で死者13名、行方不明1名、安否不明4名と大きな被害となりました。

石川県によりますと、能登半島では計23河川が氾濫しました。
氾濫した河川は珠洲市で7 河川、輪島市で6 河川、能登町で3 河川、七尾市で5河川、志賀町で2河川の合わせて23河川です。
珠洲市・輪島市・能登町を流れる8河川は、21日と22日の2日間で2回氾濫し、氾濫した川の近くでは「仮設住宅が浸水」「住宅が4軒流される」「住宅が傾く」などの被害が出てました。
なぜ、ここまで被害が拡大したのか?
それには、「3つの要因」が重なったと指摘されています。

1つ目は「地形」です。能登半島の河川は「長さが短いこと」が挙げられます。
それに加え、山があり、急勾配であるため、上流で降った雨が一気に下流に流れて水位が上昇しやすいということです。

2つ目は「想定外の雨」です。
護岸設計の際には、「多くてこれくらい降るのではないか」という“計画雨量”を用いるそうですが、今回は、その雨量の2倍以上の雨が降った場所もありました。

そして3つ目が「地震の影響」です。
元日の能登地震によって壊れた護岸が、仮復旧のままの状態でした。

これらの「地形」「想定外の雨」「地震の影響」という「3つの要因」が重なり、被害が拡大したのではないかということでした。

石川県輪島市の鈴屋川の前では、地震の時にはそこまで崩れていなかった川沿いの斜面が、今回の大雨で大きく崩れたそうです。
川の上流には町の至る所で大量の土砂とともに、人の大きさを超える流木が積み上り、町の中は、川の水が道路に浸水し始めてから店の1階部分が水で埋め尽くされるまで5分から30分程度と、非常に短い時間であったということです。

地震の影響でガレキが残された場所はまだたくさんあり、そのガレキが今回の大雨で川と一緒に流されて、新たな住宅被害につながったのではないかと言われていました。

ニュースでは続く災害に心が折れる住民の姿も見られました。
実際、頑張って復興し、なんとか立て直そうと、少し日常が戻ってきたかな と思ったところでのこの災害ですので心も折れるでしょう。

その中、私たちに何ができるか?どの様な支援が必要とされるかを考え少しでも災害にあわれた方の力になれれば と思います。

現在、九州にもまた台風が接近してきています。
災害準備に備えましょう。

例会の様子

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