本日は、三重野 昌信会員より「杉本真人に見る現在歌謡史の変遷」「荒木とよひさ・レーモンド松屋」」と題しての卓話です。歌謡史についての卓話は初めてでとても珍しいと思いますが、私自身2度ほど例会終了後の懇親会で、三重野さんの歌唱込みで予習をさせていただきました。とても楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。
先週、私は小山パストガバナー、片山広報部門長、園田会員と一緒に第44回ロータリー研究会に登録及び大会運営の裏方として参加してまいりました。
私たちの地区の杉谷RI理事が招集して開催される大会で、木下パストガバナーが実行委員長でした。12月3日、4日と2日間にわたりロータリー研究会本会議が開催され、日本全国3ゾーン(ロータリーの友 47P 参照)の全34地区のガバナー、パストガバナー、ガバナーエレクト、ガバナー補佐、そして各地区からこれからのシニアリーダーになっていく世代の方々など約650名が参加しました。ラビンドランRI会長のスピーチや田中作次元RI会長よりロータリー財団からの報告、各地で開催されたロータリーの活動報告など内容が豊富で、大変有意義なものでした。
その中でロータリーの友12月号にも報告が掲載されていますが、「カンボジアで乳がんの検診プロジェクト〜人道的補助金プログラムとVTTを用いて」と題して広島南RCの井内会員より発表がありました。この新しいグローバル補助金事業は、人道的補助金プログラム、奨学金(ロータリー世界平和フェローシップ)、VTT(職業研修チーム)と3つの活動に集約され、対象は6つの重点項目に当てはまらなければなりません。同時に「援助しようとする国や地域にニーズがあるのか」、また「持続可能性のあるものなのか」という点も重要になります。日本の医療団が来て乳がん検診がおこなわれることをカンボジアの保健省に広報していただくと同時に保健省の医師も参加し、またプノンペンRCがサポートしています。エコー(超音波診断)装置を購入し、検診終了後は現地に寄贈され、3カ年計画で何度も現地での検診事業を行いました。同時にVTTプログラムとして現地の医師を広島に招き、その医師たちが実際にその検診を自分たちで行うための教育プログラムを実施しています。この事業の素晴らしさは援助するだけではなく、その地域で実際に検診技術をもつ医師を育成していくことにもつなげていることです。やはり、その地域の人材を育成することでしかその地域を継続的にサポートしていくことはできません。
人材育成こそが私たちの使命であり、自分自身もその人材となるべくこの場所で、大分臨海RCで成長できるよう努力していきたいと思います。ありがとうございました。