本日は、大分臨海ロータリークラブのチャーターメンバーの橋本一郎会員の卓話です。私たちのクラブの創設当時のお話を聞かせていただきます。若いメンバーの皆様には、生まれていない方もいらっしゃると思いますが、クラブの43年の歴史を感じていただきたいと思います。
今月は「ロータリー財団月間」です。ロータリー財団は「ロータリアンが、人々の健康状態を改善し、教育への支援を高め、貧困を救済することを通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにすること」を使命としています。今月のロータリーの友にラビンドランRI会長メッセージ「平和をもって暴力と戦う」が掲載されています。その中にロータリー財団が支援するロータリー世界平和フェローの役割の重要性が説かれています。先日のIM(インターシティミーティング)に岸本美穂さんをお迎えしましたが、平和(紛争の解決とその未然の防止)のために働く意欲と専門性を持った人材の育成もロータリーの使命だと語られています。ぜひお読みください。
また、ガバナー月信の野田ガバナーメッセージにもロータリー財団の役割と地区の関係が解説されています。また、ロータリーの社会奉仕、職業奉仕のあり方について「社会とは」と「社会と会社の関係」の2点に関連して言及されています。「社会」というのは、人々のお互いの“信頼”の上で成り立っているが、また同時にどんどん変化していく。例えばスマートフォンやIT社会の到来は20年前には考えられないもので、社会環境も大きく変化した。その時代の社会のニーズに合ったものに社会奉仕も変化、対応する必要がある。「社会と会社の関係」では、社会ニーズ(需要)が増加するところに、会社から提供する商品・サービスがマッチすれば会社の仕事が増加する。このことが社会貢献(社会奉仕)の拡大に繋がる。会社の役割は、お客様の信頼を得て社会に貢献することであり、これこそが私たちの職業奉仕の原点である。つまり、お客様から頂く“信頼”が大きくなれば、仕事がより大きくなり、また私たちの会社の仕事の処理能力が高まり、その結果として売上・利益の拡大につながるということです。(それがまた社員やその家族に、そして社会に還元されていきます。)
会長として4ヶ月が過ぎました。先日3班に分かれて「例会の活性化」をテーマに情報集会で活発な意見交換をしていただき、ありがとうございました。その報告をもとにより良い例会運営を考え、私たちのクラブの親睦とお互いの信頼が高まるように努めていきたいと思います。これからもご助言、ご協力をお願いいたします。