今年度の会長方針は職業奉仕をベースとしていますので、ロータリーの職業奉仕について何回か話をしてみたいと思います。本日は第一回目です。
皆さん周知のロータリー五大奉仕は以下のようになっています。
職業奉仕を理解する前に、まず、ロータリーの奉仕(サーヴィス)について「ロータリーの心と原点」という冊子には次のように書いています。
「ロータリーの基礎にサーヴィスをすえたのは、アーサー・フレデリック・シェルドンで、サーヴィスは奉仕と訳されているが、意味が違います。サーヴィスは相手のことを思い、相手のためになるような行為、相手をおもんばかった行為です。奉仕、仕え奉ることとは概念が同じではありません。サーヴィスの心がけはどんな時でも大切で、例えば家庭でも大切です。相手のことを思う行為は、良い家庭、幸福な家庭につながります」
「ビジネスでもサーヴィスの心がけは永続的な顧客を得る道であり、信用を増して繁栄の道です。ですから最も良くサーヴィス(奉仕)する者、もっともよく報われるというモットーが生まれるのです。彼は自分のことしか考えない行為、サーヴィスを心がけない行為、それは一時的にはよくても破滅への道だと断言します」
まさに利他の行いです。私自身も奉仕(サーヴィス)の解釈を再度考え直す機会となりました。